2010年8月1日日曜日

旬は大學堂にあり

7月30日(金)店長:とんとんみ

いつもは旬を探しに市場を散策する。

でも、今日の旬は大學堂の中にあった。

座敷の上がり框に所狭しと並べられた極彩色の花火は「夏」そのもので、客は過ぎし日の夏を語り、まもなくやってくる夏を語った。そこから家族の夏の情景が思い浮かび、花火が夏の偉大な演出者であることを知った。

もう一つの旬は寺子屋となった大學堂。朝からやってきた近所の子どもたちはちゃぶ台で宿題をひろげ、時折おしゃべりしながらも、国語、算数と日がな宿題を片付けていた。なにやら子どもの話では、巻末の答えをみると、叱る店長がいるらしい。今のご時世「叱る」ことがどれほど難しいか。。。「やるなぁ」と感心した。