2011年6月28日火曜日

きみこさんプロデュースコンサート


明日29日はきみこさんのプロデュースするコンサートの第一回目が開催されます。きみこさんはピアノと歌に堪能な方で、ピアノは先生として教えてらしたそうです。

そんなきみこさんが企画するコンサートが、毎月最終週の水曜日に大學堂にて開催されることになります。明日はその記念すべき第一回目!


気になるゲストは北九州市出身のヴァイオリニスト中島香春さん。北九州交響楽団で14年間コンサートミストレスを務めておられました。コンサートミストレス(マスター)はオーケストラにおける指揮者に次ぐ指揮者。

ジャンルにとらわれない、幅広くそしてとてもインパクトのある演奏をする方だそうです。
以下プロフィール
http://www.m-m21.com/artist.html



コンサートは約半年先まで予定がつまっています。これから盛りあがっていくであろうきみこさんプロデュースコンサート。第一回目をききのがすわけにはいきません!
明日29日、18時は大學堂へ。

2011年6月22日水曜日

旦過市場で担担麺

きのこの旦過市場おいしいものレポートです。旦過市場に接続している中央市場内、台湾料理の「大好ヤ」さんにはお昼時になるとおいしいお惣菜が並びます。いい匂いにつれられて、市場内で働く人たちもごはんを求めてやってきます。唐辛子のチリッとした辛みや花山椒のピリッとした辛み。八角や豆板醤の香りもたまりません。


もやしたっぷりがうれしい担担麺


「汁なし担担麺」500円も、さっぱりと味わえる今がおすすめのお昼ごはんです。
よく混ぜて、麺に辛い醤をなじませていただきます。

市場でごはんは、一品ではものたりないというよくばりな方におすすめ。担担麺には、お惣菜屋さんの酢の物などを添えると合います。お惣菜屋の「今井商店」「ぽけっと」さん他、酢の物や煮つけ、天ぷらなどおかずをいろいろ選べます。あと肉屋さんはお肉のお惣菜ばかりと思われがちですが、肉屋の「田中商店」さんには、野菜をふんだんにつかったマリネが各種あります。グラムで売ってくれるのもうれしいところ。

旦過市場全体をビュッフェと見立ててランチを楽しんでみてはいかがでしょう。しかもごはんを食べる前に歩き回ると、よい運動になって、食事がよりおいしくなり満足感もうなぎのぼりになることうけあいです。食後は旬の野菜や魚を調達すれば、晩ごはんの準備もばっちりです。

2011年6月18日土曜日

今日の大學丼


今日のあぐりの大學丼

久々に、向かいの梶原さんで。鯨肉のお刺身と、
ポケットさんで、新発売のししゃもフライ。
ししゃもフライは味がついているけど濃すぎず、
いいお味。
鯨のお肉は、私の卒論のテーマでもある「食」のつながりについて、
噛みしめながら味わいました。
「食」=「生」のイメージで語られることは多いけど、
「食」=「死」でもあるということは、あまり表に出てこない。
「食」のゆがみは、そこがアンバランスなところが、
とっても大きな原因になっているんだと思う。

哺乳類ということもあって、捕鯨反対運動とかもあって、
鯨の肉を食べるのは、いろいろ考えがめぐらされる。
そんなこと言うならししゃもだって、海で生きていたものだよね。

江里口さんでお味噌汁用に買った絹ごし豆腐も冷奴でいただきました。
大學丼散策中に「今ごろお昼ご飯?一緒に食べるといいよ」と
金子のおばあちゃんからお豆腐をいただきました。
いつもいつもありがとうございます^^
夜ご飯に、いただきます。

2011年6月13日月曜日

〈つながり方〉を考える一日

先週のゼミでの卒論構想発表でみんなに意見をもらい、
だいぶん骨組みがみえてきた。ので、
「今日は大學堂に行って、いろいろふくらみをもらおう」と、
何日かぶりの梅雨の晴れ間、自転車をこいで大學堂へ向かった。

***

朝からとっても気持ちよく大學丼の準備ができた。
というのは、最近、テーブルの上に、
きのこがコップに挿しているお花があるから。
そしてなんといっても、
前回の店長が、畳の上や台所をきれいにして帰ってくれていて、
清々しい気持ちで店長に入ることができたから。
前回の店長できれいに片付けしてくれた人、とってもありがとう^^




今日のはじめのお客さん、京都の山登り帰りのおばちゃん4人組が来店。

本日は「黒豆みそ汁の日」。
去年、若宮で若宮農民組合のよし子さんとわたしの友だちと
みんなで育てた黒豆を使ってつくった、黒豆のみそ。
とってもおいしく熟成されてきたので、その黒豆みそに、
江里口さんで買った朝どり玉ねぎと、吉崎さんで買った揚げを入れた
黒豆みそ汁をつくりました。

手づくりみそでつくったみそ汁を人に出せるって、うれしいことだな。

山登りのおばちゃん4人組から
「おいしいけど、ちょっと薄いわね~。あとひとさじよ」
とご指摘&お褒めの言葉をいただきました。




今日は一日、きのこと、卒業生で自然農塾帰りの野良と、
東京からの出張ではじめて旦過・大學堂に来た、うださんと、
たくさん話をした。

うださんは、いわゆる「途上国」の手芸品を日本で売る会社で働いていて、
働きながら感じている疑問を話してくれた。

「食」をめぐる「生産者」と「消費者」のつながりを、
大きな問題意識として抱いているわたしは、うださんの話がとっても興味深かった。

きのこも野良も、「食」のことについて思うことがたくさんあるから、
とても濃い話ができた。

うださんは「生産者」と「消費者」の垣根をとっぱらう一つのとりくみとして、
うださんの出身地である岡山の「コタン」というすてきなお店のことを紹介してくれた。
「コタン」は、お店のお兄さんが一つひとつつくった人がわかる、
大事につくられたものを置いているお店で、ぜんぶ量り売り。
「コタン」と別に、「コタン」のものを使っているカフェだったり、
無農薬栽培の農場があったり、つながってるお店がそれぞれある、ということ。
http://themarket.co.jp/index.html
話を聞いていて、足を運んでみたいな~と思わされた。
おもしろいお店があちこちにあるって、いいかたちだと思う。

***

うださんは旦過市場も大學堂もすっごく気に入ってくれて、喜んでいた。
そんなに喜んでもらえて、わたしもうれしかった。


あぐり



みんなでお茶をのみながら食べた、
ふゆる座・きょうこさんのお菓子。
抹茶と黒豆、シナモンとくるみ、かぼちゃとレーズン
の蒸しケーキに、黒ゴマクラッカー。
おいしい素材からていねいにつくられたお菓子は、
とっても幸せな味。 

2011年6月6日月曜日

旦過市場にリトル台湾

こんにちは。今日の店長はタバときのこでした。

10時半ごろから大學丼を食べにきてくれたお客さんで大學堂はにぎわいはじめました。
「やっぱり海鮮丼かな」「まぐろカツが食べたい」「小倉牛のたたきどこですか」
などなど、みなさんおいしいものとの出会いに期待を込めて手に手にどんぶりを持って大學堂を出発します。帰ってくるときには山盛りのおかず。おいしそう。

14時くらいにだいたいお客さんが途切れたので、わたしたち店長もどんぶりを手に今日のおかずを物色しに出かけました。

最近気になっているのは、旦過市場内、中央市場にできた、台湾料理テイクアウト「大好ヤ」さん。「大好ヤ」さんはもともと、新旦過(旦過市場のお隣)と紺屋町にお店を構える台湾料理のお店なのです。このたび旦過市場に、昼間のテイクアウト専門としてお店がオープンしました。

今日は「豚の角煮」「魚の甘酢あんかけ」「麻婆豆腐」「焼きビーフン」などのおかずが各350円。そのほか、大根餅150円、水餃子300円、汁なし担々麺500円などなど、食べたくなるメニューがいろいろあります。今日は、「豚の角煮」と「魚の甘酢あんかけ」を買って二人で分けて大學丼にすることにしました。

それと、大學堂のご近所お惣菜屋「今井商店」さんの「豆腐コロッケ」130円をのせました。とても大きくて豆腐と野菜ぎっしりのボリュームあるコロッケです。ミンチっぽい豆腐の食感と野菜の歯ごたえがよいです。



本日の台湾的大學丼


「豚の角煮」は八角がきいていてあまり甘くなく、ごはんのおかずにぴったりでした。「魚の甘酢あんかけ」は、酢がよくきいていてさっぱりふわふわでした。大満足のどんぶり。



忙しいときの携帯食に豆腐コロッケ


「豆腐コロッケ」はどんぶりの半分を覆い隠すくらいの大きさで、中身もぎっしりで重いです。仕事が忙しすぎてごはんとおかずを別々に食べる時間がない!そんなサラリーマンにもおすすめ。片手に豆腐コロッケでお気軽ランチコロッケパック。揚げ物だけど味はあっさりめでおいしいですよ。もちろんごはんにも合います。

今日の大學堂の日替わりお味噌汁は、魚屋さん「魚力」さんの「イワシミンチ」でつくった「イワシのつみれ味噌汁」でした。ご好評のうちに完売。イワシとお味噌の相性はばっちりです。みなさんもお試しあれ。

午後は、大學堂の「屋根裏博物館(うらはく)」を一緒につくった矢作設計事務所の山口さんが「つみきのいえ」のチラシを持って訪ねてきてくれました。素敵な小さな家「つみきのいえ」。気になる方は大學堂でお尋ねください。

2011年6月2日木曜日

「アクティブな一日」

6月1日水曜日 曇りのち晴れ
店長:ろみ、あぐり


  さくらんぼサワージュース。試食隊の人からいただきました。


毎月1日の食市祭と試食隊の日。早起きして大學堂を開け、まったりと過ごす。

今日の試食隊のメニューは、梅サワージュース、さくらんぼサワージュース、殻つきアーモンド。
さっぱりしたジュースと、味わいのあるアーモンドに手が止まりません。

ぺんぎんが会計の仕事をしに来て、そのあとまりおがかしわ餅を差し入れに来てくれた。
ろみとくろが「わなげでたまご」に。

「割とたくさんお客さんが来てくれて、お客さんの入りはよかった。
「もっと大きい声出さな~」とか黒瀬さんに言われて、なれない仕事はたいへんだな」
(はじめてバイトに入ってみたろみ 談)

昼ご飯は、みんながいろいろと買い込んでくれて、いろんなおかずが上がりました。
昆布が買ってきてくれたかつおがおいしかった。

「ピーナッツすくいどり」が始まる前からお客さんが「まだやらないの?」と急かす声が。
肉の日並みに大學堂の前に列ができて、開始から30分もたたないうちにピーナッツ売り切れ。

それから午前中にゼミ室で校正講座が終わった人たちが続々と集まる。
やっぱりみんなもアーモンドに手が止まりません。

お昼ちょうどと2時前に大學丼のお客さんが来て、大學丼は売り切れ。

京都から来たN.Y在住のヨガ講師のお姉さんが売り切れ直後に来店。
お米やさんの米夢の玄米で大學丼をつくり、食べながらいろいろおしゃべり。

2階では昆布がくろに足つぼ&全身マッサージ。
くろ「気持ちよくなったよ~」

またぎもヨガのお姉さんも昆布に足つぼマッサージをされる。

夏のセーラー服に衣替えしためぐもあげあげで登場。
「最近みんなからかわいい、かわいいって言われるんよ~」

夕方、きのこやだいすけ、またぎが2階の屋根の雨漏り修理。

1階では、毎月第一水曜日に開かれる市場学会に参加する人たちが続々と集まる。

そして大量のいただいたご飯を携えて、市場学会に行ったのでした。







手前:宮本のおいちゃんがくれた梅の木の梅。いい香りが漂ってます。
左:4号館前からきのこがせっせと摘んできてくれたゼラニウムの葉。虫除け。
奥:向かいの魚屋さんのおばちゃんがきのこにプレゼントしてくれた黄色い花とかわいい草。