2011年3月25日金曜日

3月25日(金)

「店長」の楽しみは市場めぐりだけど、今日は大忙しでそれどころではなかった。朝の片づけに始まり、お昼は怒濤のごとく客がやってきて、その後2階の改築作業を手伝った。

客は今日もほとんどが東京、名古屋、広島と遠方からで、観光か商用かその目的は定かでないが、大人数での到来がめだった。
若者の一団がうなぎ、揚げ物など、一点豪華主義なら、私と同年代と思える一団はあれもこれものバランス主義、どんぶり一杯に「食に対する価値観」が反映されているのも興味深かった。

それにしても今日の特筆すべきは「のこぎり」。。。今日生まれて初めて「のこぎり」を持った。みんなは学校教育で技術の時間があったそうな。これこそまさにブリコラージュ!ブリコラージュはフランス語で日曜大工、人類学では西洋の近代文明に対比して使われる。

Attic Museumの命名といい、大學堂は人類学のエスプリ満載!

2011年3月22日火曜日

たかたんまちかど上映会全3回の記録

3月9、15、19日にたかたんまちかど上映会開きました。
3回分いっぺんに店長日記書きます。

●3月9日
水曜日なのに大學丼が多くて忙しくて、準備をする間もなく上映会参加者が来店。
遅めの昼ご飯を食べてゆるゆると準備をはじめる。

プロジェクターがパソコンの信号を受け取ってくれない。
電気屋に参加者のみうさんがケーブルを買いに行ってくれて、上映会開始。

集まったのはロミと、私のサークルの友だちで9月にたかたんゆんたくを一緒に企画したみうさん、ムーシャンのともさん。
ロミは「上関原発の問題に興味があって、今日来てみた。近いのに全然知らなかったから。夏に祝島ではないけど瀬戸内の島に行って、すごくきれいだった」というのが来てくれた理由。

「やんばるからのメッセージ」や高江と上関の問題をとりあげたニュース番組を上映。

「なんで若い人たちの社会運動離れがおこっているか」「日本の社会運動の悪かったとこ」などを話題におしゃべり。

そのあと、店を閉めてムーシャンで焼きうどんを食べた。

●3月15日
今日は食市祭の日で、春キャベツのサラダ、レバニラ炒めでおいしいにおいが漂う中、
2階の改装計画の話し合い。
平日でも最近はたくさん観光客が来て今日も慌しい。

お昼を過ぎたらいっきに人が来なくなって、一人で上映会開始。
東北や関東で地震があったこともあって、上関原発の映像を観た。

●3月19日 土曜日の今日は大盛況。
慌しく昼過ぎまで大學丼を出したあと、はるねこの作ったサンドイッチとみかん、
ペンギンの実家から送ってきた日向夏をいただいて、上映会の準備をはじめる。

最初に高江の映像「やんばるからのメッセージ」を観て、
2月に高江に行ってきたはるねこの話。
建設工事の作業員として雇われた若いお兄ちゃんに話すおばあの話や、
座り込みを続けている住民の人たちから聞いた話をしてくれた。

そのあと、1回めと同じく高江と上関の問題をとりあげたニュース番組を上映。
それから東京からの非難民・しげと茨城の大学生で帰省中のあさひさんの話。
オキナワから来ていたしげたちの友だちからも、少し話をしてもらった。

人数が少なくなって、はるねことあさひさん、あさひさんのお母さんの希和子さんと私で、
こたつでお茶を飲みながらじっくり話をする。
原発や米軍基地が必要って思ってしまう社会のしくみ自体に、
どう動いたらいいか、どういう仕事のしかたをしたらいいか、
そんな話題で話し合った。

おわりがけに一人の学生と長府からサイクリングして帰ってきた3人組が
「上映会もう終わったんですか?」と声をかけてきたので、
「やんばるからのメッセージ」を流したけれど、
そのあとつっこんだ話はできなかった。


ここのとこ、わたしは立ち止まる時期で、
展開を再びはじめたころで自分の気持ちの表し方がぎこちないなか
つき合ってくれてとてもありがたい。

まだまだ模索中で、そんななか大學堂っていう場所が
わたしをいろいろ試してくれていると思う。


あぐり

2011年3月15日火曜日

東北関東大震災義援金募集の月曜日:3月14日の記録

店長:ロミ、ペンギン、はまかわ、ピングー様、りょーま

お久しぶりです。
大學堂月曜日店長のりょーまです。

3月14日の月曜日大學堂は、当初「月曜日感謝会」を予定しておりましたが、東北地方太平洋沖地震の発生により、急遽予定を変更して「義援金募集」のためのイベントをしました。

通常の大學堂より早い9時半頃に開店。
画伯ロミが「義援金募集」のための簡易なイラストを描き、ペンギンがピングー様を「義援金募集」仕様に変更すべきか悩み、ペンギンの友人・はまかわが「味噌汁職人」として腕を奮う。
そんな中で私は、「義援金募集」箱の並びを考えて、大量のクッキーを並べる。
このクッキーは「100円以上募金」してくれた方にお渡しするということで、少しでも多額かつ多数の募金を集めるために使おうと、私が5年ぶりに手作りしたものである。
また、ピングー様は募金箱の番犬ならぬ番ペンギンとして君臨することになった。

「義援金募集」のイベントを始める。
いつもの月曜日の半分くらいの人通りの旦過市場にもかかわらず、一気に募金者が集まった。
ロミ・ペンギン・はまかわの頑張りとピングー様の神通力もさることながら、クッキー効果がてきめんだったようで、募金へのハードルを下げているように感じた。
募金者は、クッキーそのものに興味があるのではなく、「100円以上の募金者にクッキー進呈」という文言に気軽さと信用を感じているように思えた。
中には、数万円入れてくださる方、1円貯金を全て持ってきてくださった方などもいた。
予定の数倍のスピードでクッキーがなくなってしまったので、ペンギンが慌てて手作りチョコを製作して並べた。

午後に入ると、大學堂に丼を求めるお客さんが来たり、ペンギン・はまかわ・ロミが相次いでいなくなったこともあり、一時私独りで募金を呼びかけてみた。
ところが、これが逆効果!
月曜日店長である私は、180センチメートルをゆうに越える大男である。
そんな大男が、ハードルを下げるクッキーを失った状態で、ただ募金を呼びかけても怪しまれるだけだった。
そこで私はピングー様に全てを委ねて、大學堂の背後で見守ることにした。

懇意にしている役所の方や銀行員の方が来店されたり、西展の方が来られたりで対応していると、これまた懇意にしている劇団の方が来られて前日の「小倉さくらまつり」の盛況ぶりを語ってくれた。
本当に凄かったんですね。
そうしていると、市場の小学生がやってきてペンギンが帰ってきて、研究室の在籍生・卒業生も次々と現れた。
ロミが帰ってきた頃には、募金の状況は当初計画の数十倍に達しており、また市場の人通りも少なくなっていたので、ピングー様にそのまま委ねておくことにした。

そして夕方、雨が止んだところで閉店した。

何かが起こる月曜日!
何も起こらなくても何かを起こす月曜日!!

まことに多額の「義援金」をありがとうございました。
募金はすべて、日本で最も誠実かつ仁義に篤い「北九州中小連」が責任をもって、被災地の方々に役立たせると約束してくれています。
引き続き、大學堂はじめ街角各地で募金活動が継続的に行われると思いますので、そちらもよろしくお願いします。

月曜日店長りょーまがお送りしました。

追伸
次回、月曜日店長りょーまの登場は4月になります。
まだ何日に入るかは決まっておりません。
大學堂HPのスケジュールにご注目ください。

2011年3月8日火曜日

果物

店長:ペンギン

今日の昼過ぎ頃。常連さんがご来店。
咳をしていたら、ビタミンを、ということで、あまおうとみかん、あとお菓子におはぎをいただきました。
ごちそうさまです。

あと、宮本のお父さんからも、バナナをいただきました。ごちそうさまです。

というわけで、たくさんあるので、明日からの店長さん。時間がある時にお客さんやメンバーの人たちと一緒に食べてください。

確かにこの頃、ビタミン摂ってないなぁと痛感。某水族館のペンギンたちを見習って摂るよう心がけましょう・・・・。

ペンギンでした。

2011年3月1日火曜日

山菜生中継

旦過市場から生中継です
津和野からやってきた
うるい、こごみ、タラの芽の山菜づくし
無料ということで列ができています。

春の香りがおいしい!12時くらいまで。いそいで!