2011年3月15日火曜日

東北関東大震災義援金募集の月曜日:3月14日の記録

店長:ロミ、ペンギン、はまかわ、ピングー様、りょーま

お久しぶりです。
大學堂月曜日店長のりょーまです。

3月14日の月曜日大學堂は、当初「月曜日感謝会」を予定しておりましたが、東北地方太平洋沖地震の発生により、急遽予定を変更して「義援金募集」のためのイベントをしました。

通常の大學堂より早い9時半頃に開店。
画伯ロミが「義援金募集」のための簡易なイラストを描き、ペンギンがピングー様を「義援金募集」仕様に変更すべきか悩み、ペンギンの友人・はまかわが「味噌汁職人」として腕を奮う。
そんな中で私は、「義援金募集」箱の並びを考えて、大量のクッキーを並べる。
このクッキーは「100円以上募金」してくれた方にお渡しするということで、少しでも多額かつ多数の募金を集めるために使おうと、私が5年ぶりに手作りしたものである。
また、ピングー様は募金箱の番犬ならぬ番ペンギンとして君臨することになった。

「義援金募集」のイベントを始める。
いつもの月曜日の半分くらいの人通りの旦過市場にもかかわらず、一気に募金者が集まった。
ロミ・ペンギン・はまかわの頑張りとピングー様の神通力もさることながら、クッキー効果がてきめんだったようで、募金へのハードルを下げているように感じた。
募金者は、クッキーそのものに興味があるのではなく、「100円以上の募金者にクッキー進呈」という文言に気軽さと信用を感じているように思えた。
中には、数万円入れてくださる方、1円貯金を全て持ってきてくださった方などもいた。
予定の数倍のスピードでクッキーがなくなってしまったので、ペンギンが慌てて手作りチョコを製作して並べた。

午後に入ると、大學堂に丼を求めるお客さんが来たり、ペンギン・はまかわ・ロミが相次いでいなくなったこともあり、一時私独りで募金を呼びかけてみた。
ところが、これが逆効果!
月曜日店長である私は、180センチメートルをゆうに越える大男である。
そんな大男が、ハードルを下げるクッキーを失った状態で、ただ募金を呼びかけても怪しまれるだけだった。
そこで私はピングー様に全てを委ねて、大學堂の背後で見守ることにした。

懇意にしている役所の方や銀行員の方が来店されたり、西展の方が来られたりで対応していると、これまた懇意にしている劇団の方が来られて前日の「小倉さくらまつり」の盛況ぶりを語ってくれた。
本当に凄かったんですね。
そうしていると、市場の小学生がやってきてペンギンが帰ってきて、研究室の在籍生・卒業生も次々と現れた。
ロミが帰ってきた頃には、募金の状況は当初計画の数十倍に達しており、また市場の人通りも少なくなっていたので、ピングー様にそのまま委ねておくことにした。

そして夕方、雨が止んだところで閉店した。

何かが起こる月曜日!
何も起こらなくても何かを起こす月曜日!!

まことに多額の「義援金」をありがとうございました。
募金はすべて、日本で最も誠実かつ仁義に篤い「北九州中小連」が責任をもって、被災地の方々に役立たせると約束してくれています。
引き続き、大學堂はじめ街角各地で募金活動が継続的に行われると思いますので、そちらもよろしくお願いします。

月曜日店長りょーまがお送りしました。

追伸
次回、月曜日店長りょーまの登場は4月になります。
まだ何日に入るかは決まっておりません。
大學堂HPのスケジュールにご注目ください。