2011年3月22日火曜日

たかたんまちかど上映会全3回の記録

3月9、15、19日にたかたんまちかど上映会開きました。
3回分いっぺんに店長日記書きます。

●3月9日
水曜日なのに大學丼が多くて忙しくて、準備をする間もなく上映会参加者が来店。
遅めの昼ご飯を食べてゆるゆると準備をはじめる。

プロジェクターがパソコンの信号を受け取ってくれない。
電気屋に参加者のみうさんがケーブルを買いに行ってくれて、上映会開始。

集まったのはロミと、私のサークルの友だちで9月にたかたんゆんたくを一緒に企画したみうさん、ムーシャンのともさん。
ロミは「上関原発の問題に興味があって、今日来てみた。近いのに全然知らなかったから。夏に祝島ではないけど瀬戸内の島に行って、すごくきれいだった」というのが来てくれた理由。

「やんばるからのメッセージ」や高江と上関の問題をとりあげたニュース番組を上映。

「なんで若い人たちの社会運動離れがおこっているか」「日本の社会運動の悪かったとこ」などを話題におしゃべり。

そのあと、店を閉めてムーシャンで焼きうどんを食べた。

●3月15日
今日は食市祭の日で、春キャベツのサラダ、レバニラ炒めでおいしいにおいが漂う中、
2階の改装計画の話し合い。
平日でも最近はたくさん観光客が来て今日も慌しい。

お昼を過ぎたらいっきに人が来なくなって、一人で上映会開始。
東北や関東で地震があったこともあって、上関原発の映像を観た。

●3月19日 土曜日の今日は大盛況。
慌しく昼過ぎまで大學丼を出したあと、はるねこの作ったサンドイッチとみかん、
ペンギンの実家から送ってきた日向夏をいただいて、上映会の準備をはじめる。

最初に高江の映像「やんばるからのメッセージ」を観て、
2月に高江に行ってきたはるねこの話。
建設工事の作業員として雇われた若いお兄ちゃんに話すおばあの話や、
座り込みを続けている住民の人たちから聞いた話をしてくれた。

そのあと、1回めと同じく高江と上関の問題をとりあげたニュース番組を上映。
それから東京からの非難民・しげと茨城の大学生で帰省中のあさひさんの話。
オキナワから来ていたしげたちの友だちからも、少し話をしてもらった。

人数が少なくなって、はるねことあさひさん、あさひさんのお母さんの希和子さんと私で、
こたつでお茶を飲みながらじっくり話をする。
原発や米軍基地が必要って思ってしまう社会のしくみ自体に、
どう動いたらいいか、どういう仕事のしかたをしたらいいか、
そんな話題で話し合った。

おわりがけに一人の学生と長府からサイクリングして帰ってきた3人組が
「上映会もう終わったんですか?」と声をかけてきたので、
「やんばるからのメッセージ」を流したけれど、
そのあとつっこんだ話はできなかった。


ここのとこ、わたしは立ち止まる時期で、
展開を再びはじめたころで自分の気持ちの表し方がぎこちないなか
つき合ってくれてとてもありがたい。

まだまだ模索中で、そんななか大學堂っていう場所が
わたしをいろいろ試してくれていると思う。


あぐり