奏者は、武藤景介(シタール)、金子ユキ(インドヴァイオリン)、カネコテツヤ(パカーワジ)の3人です。
3人の演奏者は15時に大學堂に登場。まずは、どんぶり片手に旦過市場を回り、大學丼で腹ごしらえ。
演奏の舞台は畳の上につくることにしました。
インド絨毯を敷くと、いつもはチャブ台が鎮座する大學堂の日本的居間がいっきにインドらしい空間になりました。
18時半開場、19時開演。まずは、パカーワジとインドヴァイオリンの演奏。複雑かつなめらかなパカーワジのリズムからは、陽気さも感じられて、聞いている者の身体を動かします。
休憩をはさんで、パカーワジとシタールの演奏。古代インドの物語のような音楽があたりを包みます。旦過市場のアーケードの照明も落ちて、ますます幻想的な雰囲気になりました。
演奏後は、武藤さん、金子さん、カネコさんを囲んで、音楽の修行をおこなっている南インドについての話や現在住んでいる南阿蘇の話、インド人があつまる葉山の話などを聞く場が設けられました。
友だちの家に音楽家が来てくれたような贅沢が味わえる大學堂の音楽ライブ。音楽とも奏者とも距離が近いです。
また、会えるのが楽しみです。
きのこ