2015年8月31日月曜日

8月たんたんマルシェの報告

22日(土)に実施された8月のたんたんマルシェのご報告です。
今回は、北九州・魚部から副代表の上野由里代さんに来ていただきました。
高校の部活から脱皮して誰でも入れる部活になった魚部ですが、雑誌『ぎょぶる』を創刊して、ますます活動が充実しています。

いつものたんたんマルシェの流れと違い、先に大學丼を作って、それをお弁当として持って、州浜ひろばに生きもの観察に出かけます。州浜ひろばは、大學堂から徒歩5分ほど。小倉城や北九州市役所、リバーウォークなどが見える街の中にあります。


すぐにでも川辺に降りて遊びたい子どもたちを、まあまあと落ち着かせてまずはお昼ごはん。食事が済んだら上野さんが準備してくれた網とプラスチックを持って川へ。州浜ひろばは、紫川の川辺で砂州を囲って安全に遊べるようになっている場所です。この日は潮が満ちてくる時間でしたが、州浜ひろばの奥の深いところでも大人の腰ぐらい。胴長(別名:魚部スーツ)を着た小柄な上野さんは、網を持ってジャンジャン水に入って行きます。

ジャンジャン水の中に入っていく上野さん(赤丸)


水の中では魚が泳いでるのが見えますが、シュルシュルと網の横を通り抜けます。
「これならいくらでも取れるんだけど」とお母さん。そうですねと相づちをうつ私。お互いに手のひらの中の貝を見せ合って苦笑いです。

上野さんはハゼなどを捕まえて子どもたちのプラスチックケースへ入れてくれます。


お魚がすくえました!(という雰囲気を演出した写真)

そんな風に遊んでいると、魚部員の一人、州浜ひろばの対岸にある水環境館のカワハラさんが様子をみにきてくれました。
「ちょっと待ってて」と言い残して一端、水環境館にもどったカワハラさんは、投網(とあみ)を担いでもどってきてくれました。
紫川に投網を放つカワハラさん。
小さなふぐやスズキがとれました。

参加者のお父さんも投網に挑戦。なかなかお上手です。





シュバッと投網を投げるカワハラさん
投網は網の周囲におもりがついていてけっこう重たいので、子どもたちが挑戦できるのは、もう少し力持ちになってからとのこと。
このときとれたふぐは、水環境館で展示されるそうです。
子どもたちが持ってるプラケースを見てカワハラさんは、この中にはハゼが3種類(マハゼとヒメハゼと・・・もう一つは忘れてしまいました)いますよ、と言われるのですが、私には同じに見えてしまいます。
「ほら、これとこれでは口の形が違うでしょ?」うーん、なるほどー!
終了後、上野さんに飼い方を教えていただいて、それぞれお家にお魚を連れて帰りました。

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子どもから大人まで楽しめる,魚部 新規入会者募集中です!
ブログ http://blog.goo.ne.jp/gyobu2005 

紫川のいろんな生きものに出会える水環境館
http://mizukankyokan.jp/

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今回、夏休み期間中で大學堂のお客さんが予想以上に多く、ごはんが売り切れるハプニングなどでバタバタしましたが、子どもたちは川でのお魚とのふれあいを楽しんでくれました。

次回9月のたんたんマルシェは、西南女学院短大の児童文化部が来てくれます。
ピアノやクラリネットの演奏に自分達で作った手作り楽器で参加しようという企画です。お家にあるものを組み合わせると、楽器が作れちゃうんですね。
お楽しみに。

9月26日(土)11:00〜13:00
親子ペアで500円(大學丼付き)
お申し込みは大學堂まで。当日のご参加も歓迎です!

(きぞく)