2010年10月10日日曜日

つれづれなるままに

店長:まめしば、とんとんみ

登場人物の多い一日だった。

朝、大學堂を開けると、見知らぬ若者が店に入ってきて、「やっくる」と名乗った。そのうちまめしばが来て、昼頃にパオが顔見せて、そのあとにペンギンもやってきた。そしてエイチが写真撮影会の作品を提出にきて、日も暮れる頃、あぐりがオバマと登場した。

客の方はといえば、来る客みな個性派揃い、「あ、お客さん」と思ったのもつかの間、ものすごいスピードで座敷に上がって、パソコンの前にいるやっくるにファンタオレンジを渡した背広の男性、まるでファンタを渡すためにやっくるを探していて、やっと見つけたぞという行為だったけど、やっくるは彼を知らないと言った。もりしたフルーツでパフェを買ってきた女性はパフェにのってたオレンジをくれて、あられもない話を次から次へと話していた。そうかと思えば旦過市場にある海の幸を食べ尽くしていった(と思える)カップルもいた。彼らは最初に大學丼と味噌汁を注文して出かけ、戻ってくると「レモン、切ってもらえますか?」。台所にいた私は言われるままにレモンを切ったが、レモンは生牡蠣を食べるためだとわかるのにそんなに時間はかからなかった。おまけに何度も買出しに出かけて、最後は魚をまるごと一匹刺身にしてもらった粗汁でしめていた。その食べっぷりは誠に豪快で、あれほどまでに旬を食べ尽くした彼らはあっぱれだった。

聞いてみると、近場の二人で、季節ごとにやってきているらしい。またおいで~!