2010年12月1日水曜日

嵐の前の静けさ<11月29日の記録>

店長:りょーま

今週もやってきた月曜日。
11月29日は、大學堂のお隣の肉屋さんが「肉の日」ということで安売り祭。
ということで、大學堂の入口全面が塞がれてしまう。
さすがの月曜日でも、この日だけはお手上げ。
どうせ暇だろうから―ということで、プロジェクターを使ってちょっとしたイベントをやった。

北九州は小倉が生み出した五輪競技。
その競技の発祥を記念して、その競技のプロフェッショナル最高峰が集まるお祭が今週末に北九州メディアドームで開催される。
そこで、常連さんや市場の方とその予習をしようというイベントをやった。

要するに、過去のレース(特に過去の最高峰レースや今年のビッグレース)をプロジェクターで映し出してその傾向を復習し、近々の選手たちの傾向とコンディションを見極めようというものである。
ま、最高峰のレースはそれだけで最高に面白いので、単純にそれを堪能するという意味もあった。

さて、客入りは予想の範疇で、大學堂の前を通りかかった常連の多くが、「肉」を求める長蛇の列を前に慄き、りょーまに挨拶だけして去っていくほどだった。
それでも、遠くから来たお客さんで「どうしても大學丼がしたい」とか、「どうしても月曜日に大學堂に来てみたかった」というお客さんが数組やってきた。

久しぶりにそんなお客さんたちとゆっくり楽しく談笑できるということで、りょーまは嬉しくなってあまりにまったり客と話しこみすぎて、お湯を吹かしてしまうこと数度―。
でも、どのお客さんも楽しんでいかれたのでよかった。

そうしているうちに大學丼を求める客もいなくなり、プロジェクターで映し出した五輪競技のプロレースに惹かれてやってきた客とマニアックに談笑しつつ、平和裏に一日を終えようとしていたりょーまに突然の嵐が舞い込んできた。
前々から懇意にしている市場の子供たちが乱入してきたのだ。
実は久しぶりに会えたので初めは喜んだりょーまだったが、彼女たちの圧倒的なパワーに身動きを封じられてしまってからは―。

彼女たちは勝手にプロジェクターとパソコンをジャックし、自由気ままに大學堂内を駆け回り、りょーまをおもちゃに遊びまくる。

これぞ、真の自由だ!
俺もある意味彼女たちを見習わなければ!

りょーまはおもちゃにされながらも、思わず心の中でそうつぶやいていた(笑)

結局、最後は嵐で終わった大學堂月曜日!
でも、今週もすべて面白かった。
子供たち、また月曜日に来てくれるかな?
来てくれるよね??

何かが起こる月曜日
何も起こらなくても何かを起こしてしまう月曜日

来週は、北九州市副都心・八幡黒崎で行われた「シネマチャレンジ事業」の報告映像の上映会を予定しています。
ご興味のある方はお立ち寄りください。