まずは、「紫川デコポン」の販売から始まった。
初めての市場での開店に、魚部員の面々もドキドキのスタート。
魚部スーツできめた上野魚部員の実直な呼び込みに、お客さんが殺到!
高校生と中学生の魚部の二人。お客さんだけではなく、旦過市場では魚屋さんから「かわいい!」との声援が飛ぶ。魚屋にスカウトされてしまうかも!?
午前中に紫川デコポンは完売した。試食で味の濃さが認められたのか、販売員の魅力か、あっというまに売れてしまった。
午後からは、出張魚部展示。モズクガニやアカハライモリ、コガタノゲンゴロウがやってきた。
年配の方たちからは、「懐かしい~」と、アカハライモリが人気。「昔はうじゃうじゃおったけねー」とおばあちゃん。子どもたちも、立ち止まって、ずっと見る。みんな生き物がいると、やっぱり気になる。
でも、一番人気は「(死んでる)巨大ドブガイ」。市場だけに、「これ食べれるんね!?」との質問が多かった。
“俺たち魚部”は、旦過市場から歩いて約10分、小倉北区役所の近くに「魚部基地」という拠点を持っている。水辺の生き物に関する本を集めた図書館や展示もおこなっている。興味を持った方は訪ねてほしい(【北九州・魚部】検索)。大學堂でも今後いろいろな活動を展開していく予定。
(きのこ)