2015年3月8日日曜日

マレーシアの大学生たち

3月6日、日本マレーシア協会のコーディネートで、マレーシアのサラワク大学の学生たちが旦過市場にやってきた。彼らは東京から福岡へ、小倉には2日ほどの滞在。この日は朝から藍島に渡船で移動、島を散策後、旦過市場へ。


藍島に行く船の上。マレーシアは多民族国家。みんないろいろ系。

旦過市場についたのは夕方。各店舗閉店ぎりぎりのところ、急いで見学。
亀甲で、いろいろな乾物を見せてもらう。マレーシアでも「しいたけ」は有名らしい。
それからマレーシア人は甘いものが大好き。岩田餅菓子店では、餅やスイーツについて質問が殺到。あわゆきや餡餅が人気。
あと意外なところでは、「ピスタチオがマレーシアより安い!」ということで、みんな伊藤豆菓子店でピスタチオを購入。


魚部基地を見学。魚部員の上野さん(右)に、生態展示の解説をしてもらう。

市場探検のあとは、「北九州魚部」の魚部基地に移動。魚部の活動や、展示している水辺の生き物について、魚部員の上野さんに解説してもらった。環境学を専攻している学生の面々は、とても興味津々。たくさんの質問が出た。アカハライモリを手にのせてもらったり、活発に泳ぐコガタノゲンゴロウを見たり。

魚部の後は、再び旦過市場に戻り、大學堂へ。藍島で分けてもらった採りたて新物のわかめをお味噌汁にして、みんなでいただいた。


大學堂で歌をうたう!

多民族国家のマレーシア、いろんな人種が入り混じっている。今回のメンバーの顔ぶれも多種多様。マレー系、中国系、インド系、先住民族系。ごはんの後は、歌自慢が始まった。みんなそれぞれのルーツの歌を順番にうたった。

ムスリムはお酒を飲まない。だけどおしゃべりと歌で、宴会(!?)の場は盛り上がっていく。彼らの好奇心の強さと他者に対するホスピタリティーはとても素敵だ。まわりをどんどん楽しくしていく。

サラワク大学と北九州市立大学は姉妹校提携をしており、現在数人の北九大生がサラワク大学に留学している。ちなみに大學堂のメンバー、ふぐてらすもその留学生のひとり。6月に帰国予定だ。

これからサラワク大学のマレーシア学生たちが北九州にたくさん来るようになるとうれしい。

(きのこ)