2011年9月9日金曜日

八女の極上茶

大學堂に集まっている大学生たちはみなあちこちを旅しているものがすくなくありません。そんな旅で出会った素敵なひとやものが紹介されているのも大學堂の大きな魅力です。

現在大學丼で提供しているお米は、福岡県若宮の若宮農民組合のお米です。つやつやでもっちりしていて、味はお客さんに好評です。もともと若宮に通って農家の方達と交流していたのは、あぐり店長です。今年の四月には大學堂のメンバーは若宮に田植えに行きました。

お味噌も自家製です。今年の三月に豊津のひとくわ農園のもぐさんたちと一緒に仕込んだ、甘みと旨味が自慢の米麹味噌です。半年あまり大學堂で熟成させていた味噌はついこの間解禁となりました。

その他、ゼミの卒業生のまさやんたちが鹿児島の枕崎で作っている釜炊き天然塩「地球の塩」や、福岡みやま市の貴重な「天然樟脳」「ハゼ蝋燭」「花火」(いずれも国産材料のみ使用)など、自分たち自身で生産者に出会い見つけた“確かに良いもの”をちょっとずつ販売しています(みやま市の物産展は毎月20の日に開催中です)。

今回、そんな“確かに良いもの”に「八女の極上茶」が加わりました。ゼミの卒業生のざっきーの家族「八女茶工房笠原・樋口茶園」が八女でつくる煎茶です。



極上茶が生まれる茶畑


標高が高い八女の笠原は、八女茶発祥の地と言われています。山肌のところどころに緑豊かな茶畑が広がっています。樋口茶園では、この標高にあった品種「やぶきた」と「おくみどり」を育てています。


のびのびと育った極上茶の葉


今回大學堂では「極上煎茶」と「特上煎茶」を販売しています。それぞれの繊細な甘みの違い感じつつ煎茶の味をお楽しみください。

◆極上煎茶(1,500円/100g)
山地栽培代表格種「やぶきた」と稀少品種「おくみどり」のブレンド。豊かな甘みと華やかな香りが特徴。お茶好きのの方への贈り物にもおすすめ。

◆特上煎茶(1,000円/100g)
山地栽培と平地栽培、それぞれの「やぶきた」を畑の違いを生産者が確かめながらブレンド。ほどよい甘みとまろやかな香りが特徴。食後のお伴にもおすすめ。




最終的に茶葉を長年の勘で手作業によりブレンドする樋口良夫さん


大學堂では樋口茶園でこのように丁寧に丹誠込めて育て加工したお茶を直送してもらっています。日替わり飲み物で、樋口茶園の「極上煎茶」「特上煎茶」を一杯100円にてお出ししていることもあります。旦過市場にお立ち寄りの際には、是非のぞいてみてください。



茶摘みのときは一家総出で!

その一杯で、八女の山々に吹き渡る爽やかな風を感じることができるかもしれません。


南洋商店
きのこ